蟹江憲史教授SDGs推進イベント「バレエを通じてSDGsを学ぼう!」にて廃番衣装を活用していただきました

2023年11月3日(祝)文化の日、あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)にて、豊島区SDGs推進イベント「バレエを通じてSDGsを学ぼう!」にて、レンタルのラインナップから退いた廃番衣装を活用していただきました。

14時30分から始まったステージでは、バレエを始めたばかりの小学一年生からバレエをもう一度と挑戦した大人まで、6名の方が、蟹江あずさ先生(バレエ教室・ClassA主宰)の全13回の特別レッスンに参加し、この当日の発表を迎えました。レッスンでは、バレエのみでなくSDGsについて学ぶ時間もあったそうです。SDGsの項目の中からバレエに関するものをピックアップし、それをファンタジー仕立てに表現していました。

「現代人(SDGsについて考えない大人達)」と「未来からきた子ども達(SDGsに配慮している)」が登場し、「妖精」が大人達にSDGsについて指南し、子ども達との未来をつなぐというストーリーです。

ストーリーを伺った上、その内容に合わせた衣装を選び6着をご使用いただきました。
皆さん、美しくご着用いただき、舞台の照明と合わせてとても華やかでした。

ここで、バレエとSDGsの接点を、蟹江教授の資料よりご紹介させていただきます。

1.バレエを通じて健康な身体と心を育成。これは、生活リズムの構築や食生活への意識向上にもつながる
  (目標2,3)
2.親子でバレエに参加することでコミュニケーションが豊かになり、家族でSDGsを考えるきっかけになる
  (目標4,16、17)
3.水やペットボトルの利用方法の改善(目標6,14)
4.スタジオのエネルギーや空気(目標3,7)
5.練習着や発表会等における衣装のリユース、リサイクルへの挑戦(目標12,13)
6.誰でも参加できるバレエ教室(目標5,10)
7.SDGsのバレエ教室の持続性と持続可能な都市(豊島区は2013年に消滅可能都市になったことをうけ、国際アート・カルチャー都市として再発展を目指していることが、消滅可能都市解消となったことに関連性があるかを教室で議論)。参加費は押さえたい一方で、スタッフの生活や雇用を維持する両立ができるのか(目標8,11)

 バレエでSDGs?と思われた方も、こちらの関連性を見て、バレエ生活の中にも日々意識的に行動できることがあるのをお分かりいただけると思います。
アトリエヨシノでも、日常の中で意識的にできることをはじめ、廃番衣装をSDGs活動などに活用できればと努めております。このように、廃番衣装を活用し、バレエを普及しながらSDGsや支援活動を行う方々のアイディアを募っております!

よかったらシェアしてね!