大人リーナモデルにインタビュー（１）ー絹田昌代さん

大人の習い事として、とても人気のあるバレエ。
「大人リーナ」なんて、かわいい代名詞もあります。
最近は、未経験の大人の方も大歓迎であるバレエ教室も増え、盛り上がりの一途をたどっています。

今回は、2023年度 アトリエヨシノ専属大人リーナモデルに、バレエと私生活についてインタビューしてみました。

バレエを始めてみたいけどきっかけを見つけられない方、大人バレエを続けているけれど私生活との両立が大変でめげそうな方、ご自身ではやらないけれどバレエが大好きな方など、いろんな方にご覧いただきたい大人リーナさんの本音が満載です。

第一弾は、絹田昌代さんにお話を伺いました！

――――バレエのどんなところが好きですか？

絹田さん：自分が変われるところが好きです。出来なかったピルエットが出来る、スプリットがつくようになるとか、出来るわけないって思い込んでたことが出来るようになるのが、本当に楽しいです。また、身体にも筋肉がついてきて、見た目も違ってくるのも楽しいかな。

ーーーー今までのバレエを含むダンス歴は？

絹田さん：バレエだけ、23年です。

ーーーー23年、それほど続くということは、バレエとの出会いは運命ですね。

ーーーーどのくらい練習していますか？

絹田さん：普段は週2回です。発表会やコンクールレッスンがあるときには、週4回になることもあります。

ーーーーお仕事や家事などの私生活との両立はどのように工夫されていますか？ 

絹田さん：仕事は、私に自信を与えてくれました。いろんな方々と協働して新しい社会を創る仕事は、学びも多くてワクワクします。 バレエは、そんな仕事漬けの毎日に新鮮で自由な風を感じさせてくれます。 バレエの時間は、ベテランではなく、ひとりの生徒として、表現者として存在するのが快感です。 今となっては、私のライフにどちらもなくてはならない時間です。 両立出来ているのは、職場の方々に普通にバレエのことを話すのがよかったかな。バレエ漬けの私をごく自然に受け入れてくれてます。 仕事でプレゼンテーションの際、自己紹介ではバレエの写真とともにバレエポーズをしてます。会場が沸くのが楽しいです(笑) 初対面の方に覚えていただけるので、バレエポーズの自己紹介が気に入ってます。 バレエも仕事もどちらの時間も輝いていたいと思います。 バレエが私に輝き方を教えてくれたから。

ーーーー仕事があるからバレエも頑張れて、バレエを生かして仕事も出来て、仕事とバレエが相乗効果により両立が成り立っているんでしょうね。

ーーーーバレエに関して、こんな風になりたいとか、これをやってみたいという目標はありますか？

絹田さん：いつかパ・ド・ドゥに挑戦してみたいです。岡山ではなかなかパ・ド・ドゥレッスンとかお相手のダンサーさんが見つからないのですが、なんとか夢を叶えたいなぁと思ってます。

ーーーー発表会での失敗談、アクシデントなどありましたか？

絹田さん：笑われたこと。ジゼルのマネージュで目が回って、最後につんのめりそうになったけど、手だけはつくまいと思ったら、頭が前に出て、両手が後ろにいって「パーフェクトヒューマン」みたいになってしまったことです。おでこは、ほぼリノに着いてた(笑)恥ずかしかったです。手をつけばよかった。

ーーーーご自身が躍るのに一番好きな役柄・バリエーションは？

絹田さん：ドラマチックなのが好きです。ジゼル、キトリ、オデット・・

ーーーーバレエは絹田さんにとってどのぐらいの要素を占めていますか？

絹田さん：ライフの原動力です。バレエタイム、ないと無理。

ーーーー好きなバレエダンサー・バレエ団を教えてください。

絹田さん：中村祥子さん。次回ジゼルを踊ることがあるなら、祥子さんがお召しになったのと同じ衣装を着たいです。　

ーーーー何歳までバレエを続けたいと思いますか？

絹田さん：踊れるまで。

いつも明るく笑顔の絹田さん。引き出しの多い絹田さん、まだまだ聞いてみたいことがたくさんです！撮影、メイク、アップの合間に快くお話していただきまして、ありがとうございました！